重い原因の特定
表示が重いパターンは大きく2つに分類できます。
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アクセスが少ない時に重い
原因としてWebサイトのソースやファイルに課題が考えられます。GoogleのPageSpeed Insightsというパフォーマンス測定ツールで診断と原因の特定が可能です。また、Chromeのディベロッパーツールの[Network]タブで、ページ内のどの要素の表示に時間がかかっているかを特定することができます。
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大量アクセス時に重い
原因として、ネットワーク、OS、Webサーバー、PHP、MySQLが考えられます。対策は、詳細な調査を行いボトルネックを特定し、チューニングする必要があります。
サービスの特徴
お客様のサーバー環境に合わせたWordPressの高速化を行います。
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2倍以上に高速化
OSやWebサーバー、DBサーバーなどミドルウェアをチューニングすることで、標準のWordPress環境の2倍以上の性能を実現します。
稼働中のWordPressへ対応
すでに公開中のWordPressサイトでもサーバー移行などすることなく、高速化します。
安定稼働
ビジネス向けに安定した環境を提供するため、HHVMやキャッシュプラグインを前提としていません。慣れた環境のまま高速化します。
安定した環境で高速化を実現
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ヒアリング・調査
現状の課題を伺わせていただきます。ボトルネックとなる箇所の特定から調査し、どのようなチューニングが必要かをご提案します。
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OSチューニング
TCP通信のセッション数やキューのサイズをチューニングします。
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Webサーバーチューニング
Apacheよりも高速なNginxを採用しパラメータをチューニングします。また、静的コンテンツをgzip圧縮し通信することで、通信速度を向上します。
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PHPチューニング
PHP-FPMとAPCを採用し、パラメータをチューニングします。
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MySQLチューニング
パフォーマンスに優れたMySQL Perconaを利用し、パラメータをチューニングします。
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性能測定
定期的に性能測定を行い、パフォーマンスが大きく落ちる前に、原因の特定・改善策のご提案を行います。
高速化で2倍以上の性能
標準環境と高速化したWordPressの性能を比較しました。
標準環境 WordPress 高速化したWordPress Time taken for tests
テスト完了時間44.238 sec 21.917 sec Requests per second
1秒間で処理できるリクエスト数2.2 sec 4.56 sec Time per request
1リクエストにかかった時間8847.506 ms 4383.461 ms Transfer rate
1秒間で受け取ったデータの大きさ160.51 Kbytes/sec 320.87 Kbytes/sec Connect (mean)
接続時間26 ms 23 ms Processing (mean)
処理時間8491 ms 4029 ms Waiting (mean)
待機時間8145 ms 3977 ms Total (mean)
合計時間8516 ms 4052 ms リクエスト数100、同時接続数20の条件で計測。無料の性能診断
WordPressが重い原因の特定や、どの程度高速化が見込めるのかを無料で診断します。診断は状況をヒアリングさせていただいた上で、機密保持契約を締結させていだきサーバーのアカウントをお預かりした上でエンジニアが調査します。