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AWS Cloud9でGitをGUIで操作できるようになりました

2021年2月10日にCloud9でGitをGUI操作できるようになったと発表されました。
以下公式ページです

AWS Cloud9 が Git のビジュアルソースコントロール統合を発表

Cloud9とは

Cloud9とはブラウザで利用することができるIDEです。作成またはインストールするEC2インスタンスの中でコードが実行されます。ブラウザ上でコードを書いたり実行したりすることができます。
新規に作成したCloud9にはPython, PHP, Node.js, Rubyなど一通りの開発環境は揃っているので、すぐにプログラミングを始めることができます。

何ができるようになったか

今までもCloud9に統合されたターミナルを利用してGitを利用することはできました。今回はビジュアルツール(GUIでの操作)を利用してGitリポジトリに対してclone, push, pull, add, commitができるようになりました。

使ってみた

実際に使ってみました。適当にフルーツのリストを表示するnode.jsプログラムを書きました。

    
    const fruits_list = ['apple', 'orange', 'banana'];
    console.log(fruits_list);
  
  

左側のタブからSource Controlを選択してInitialize Repositoryをクリックします。
これはコマンドだとgit intに当たります




init先を選択するように促されます。今回はtestディレクトリを作成していたので、こちらを選択します。




そうすると左側のタブにコミットしていないファイルが表示されます。ファイルをダブルクリックすると以下のように変更点が表示されます。(現在はまだコミットしていないので、左側には何も表示されていません。




左側のタブにあるファイルの+ボタンをクリックするとgit addになります。Staged Changesにファイルが載ったことを確認したら上のテキストボックスにコミットメッセージを記入します。この例ではgit commit -m "フルーツのリストを表示"と同じ意味になります。
その後(Macの場合)Command + return をするとコミットされます。



その後コードを変更した時は以下のように変更点が表示されます。
同じようにコミットメッセージを入力してコミットします




このようにGUIでGitの操作ができるようになりました。
公式のブログにremote addに関しての記述がなかったため、このビジュアルソースコントロール(GUIでの操作)だけではGit Hubと関連づけられないものだと思われます。cloneができるので、cloneして利用するのが前提なのかもしれません。

注意点

注意点はこのビジュアルソースコントロールが利用できるのは2020年12月11日以降に作成された新しいCloud9環境でのみ利用できるということです。この日付より前に作成された環境では本機能が利用できるように、AWSの方たちが取り組んでいるそうです。
Visual source control with Git panel

まとめ

VScodeでもGUIでのGit操作が出来ていましたが、Cloud9でもGUIでGitが使えるようになりました。開発環境をCloud9にして、ソースコードは社内サーバーのGitLabやBitBucketなどを利用すれば社内のコードを外部に持ち出すことがなくなるので、漏洩するリスクを減らしたり、リモートワークの時などは重宝すると思います。