
2017年3月から4月にかけて募集した「
CloudAdvisor Cloud OH!Giri」の結果を発表します!
ご参加いただきました皆さまにつきましては誠にありがとうございました。応募作品の中から選んだ優秀賞1点と、ほか面白かったアイディア数点をご紹介します。
優秀賞
頂いた数々のアイディアの中でも、実現性と意義の高さから、こちらの作品を優秀賞としました!
車で事故をした時
車のダッシュボードに付けたボタンを押すと
JAFと保険会社に連絡が行き、処理してくれる
– F.Nさん
Web業界の方をターゲットにしたイベントのためか、連想されやすいオフィスや家など屋内のアイディアが多かったのですが、車の中で使うアイディアは唯一でした。
事故した時に怪我や混乱で電話できない場合もありえます。ボタン一つならばそうした問題が解決しやすくなります。現実味があり普通にビジネスになるのでは?と思えました。
自動運転やコネクティッドカーの研究も進んでる今、車とネットの連携は強化され車自体がネットワークデバイスになっていくと考えられます。乗り物に関しては日ごろの利便性だけでなく、事故や災害時のサービスは重要だと改めて気づきました。
見事入賞されたF.Nさんには「
KOOV」をプレゼントさせていただきます。
おめでとうございます?
実用化されてたで賞
便利だなと思ったので調べたところ、すでに実用化されていたアイディアもありました。
玄関のチャイムが鳴った時
スマホに付けたボタンを押すと
覗き穴に付けたカメラの映像をスマホに映す
– N.Bさん
カメラ付きインターホンが家のどこでも相手を確認できたら便利に思えます。しかし実用化されているものはこのアイディアを越えて、スマホと連携し外出中でも応対できる製品がすでにありました。
インターホン・テレビドアホン|Panasonic
これは便利なのでマンションなど集合住宅でも採用してほしいですね!
家に帰ってきた時
スマホに付けたボタンを押すと
ドアの鍵を開けて明かりとTVが点いて風呂が沸く
– T.Kさん
帰ってきた時にやるルーチンがワンボタンや自動で済む時短もIoTで解決したい分野です。
近いものとして家電のリモコンを一括制御ができる製品がすでにありました。
eRemote|Link Japan
スマホで制御できるドアロックの製品もありますので、それと連動ができたらこのアイディアは達成できるかもしれません。
いただきま賞
ワンボタンで注文するなど、ニーズも用途も分かりやすい食べ物系アイディアを複数頂きました。
お腹が空いた時
お腹に付けたボタンを押すと
おすすめのお弁当が届く
– T.Nさん
お昼の時間に
デスクに付けたボタンを押すと
ラーメン注文の電話を送る
– H.Kさん
ビジネス視点だと単発単品のデリバリーは単価が高くなりがちですが、最近都内で広がりを見せる「
UberEats」のように付加価値を高めたものならアリかなぁと思えます。
プレミアムフライデーの終業時
スマホに付けたボタンを押すと
最寄りのお店を予約してメールを送ってくれる。
– Y.Kさん
食べログやぐるなびがやってくれそうな機能です。
お店選びをサポートしてくれるサービスはすでにありますし、「とりあえず飲めればいい!」って時はあると思うので、あっても良さそうなサービスに思えます。
トイレに困りすぎで賞
小規模ベンチャー企業あるあるで、トイレに関わる問題を解決するアイディアもありました。
トイレに入った時
便座に付けたボタンを押すと
トイレの空き状況がSlackに通知される
– Y.Iさん
トイレで紙が無くなった時
ペーパーホルダーに付けたボタンを押すと
トイレットペーパーが発注される
– S.Gさん
トイレの数が限られていると、こうした問題はどこでも発生するんだなと実感しました。
しかしトイレットペーパーの発注はもう
時既に遅しなので早めに押したいですね…
ネタに振り切ったで賞
顔が濡れて力がでなくなった時
カ◯オくんのポケットに付けたボタンを押すと
新しい顔が飛んでくる
– S.Gさん
ア◯パンマンの課題を解決するアイディアです。顔を投げるのはバ◯コさんの役割なので、バ◯コさん直通のSOSコールを飛ばすものでしょうか。いっそア◯パンマン自身に水濡れセンサーが欲しいです。
しかしよりにもよって持つのはカ◯オくん。お腹が空いたからという理由だけで連打しそうです。
発表は以上までとなります。
今回の大喜利は課題がやや難しかったためか、回答数が11件と少なかったのですが、それでもなお回答いただいた皆さまには重ねてお礼申し上げます。以後より多くの方にとって参加しやすく魅力的な企画を立てていきたく思います。
IoTはクラウドと連携させてこそ
IoTとクラウドはよく関連付けて語られますが、その理由はビッグデータ利用にあります。
従来の家電など生活用品の付加価値を高めるニーズと、クラウドに蓄積されたビッグデータをサービス向上に活かす方法がマッチした結果、IoTの概念が注目されました。
たとえば「IoT対応マッサージチェア」ならば、「利用者の身長体重と近い人に効くマッサージデータ」をビッグデータより探し出して最適なマッサージをするなど、利用者に設定の手間をかけさせることなくサービスを向上させられます。
ハードウェアの売れ行きに応じてインフラをスケールさせやすいこともクラウドの強みですし、IoTで事業をするならばクラウドは切り離せない関係だと思えます。
IoTとクラウドの活用にご興味ありましたら、ぜひお気軽にご相談ください!