2021年3月10日にAmazonRDSの継続的バックアップとポイントインタイムリカバリのサポートが追加されました。下記は公式ページです。
AWS Backup が Amazon RDS インスタンスの継続的なバックアップとポイントインタイムリカバリのサポートを追加
ポイントインタイムリカバリとは
ポイントインタイムリカバリとは、データベースのスナップショット (ベースバックアップ) と、データの更新によって発生するトランザクションログをアーカイブログとして保存しておくことにより、ディスクの障害などによってデータが消失してしまった場合も、直前の状態までリカバリすることができるというオンライン・バックアップの機能です。
継続的バックアップとは
継続的バックアップとは有効にすると、継続してデータベースのバックアップを取り続け最大で35日分保持します
AWS Backup とは
AWS Backup はフルマネージド型のバックアップサービスであり、クラウド内およびオンプレミスの AWSのサービス間でデータのバックアップを簡単に一元化および自動化できます。一箇所でAWSリソースのバックアップを管理出来るので、サービスごとにカスタムスクリプトや手動プロセスを作成する必要がなくなります。詳しくは公式ページも御覧くださいAWS Backup とは
何が出来るようになったか
AWS Backupの機能を使って継続的バックアップで保持している任意の期間にポイントインタイムリカバリでリカバリできるようになりました。これによりAmazonRDSとAWS Backupの間でバックアップウィンドウ、保持期間、またはアクセス制御を調整する必要がなくなりました。AWS Backup から直接 Amazon RDS インスタンスのポイントインタイムリカバリを実行することもできます。
まとめ
クラウド環境でも、オンプレミス環境でも、データ消失のリスクは常に付きまとうので、任意の場所にリカバリできるのはとてもありがたい機能です。